製品から発生する「におい」の評価事例ご紹介~簡易トイレのアンモニア発生抑制試験~
製品(家電等)、塗料、廃棄物、材料等から発生するにおいの強さや成分確認や、脱臭装置、オムツ等の消臭効果の確認などお客様ごとに“最適なにおいの評価方法”を提案いたします!
■においの評価の基本フロー
1.事前打合せ
2.評価方法の提案
3.評価実験の実施
3-1 評価するにおいの調製及び採取
・臭気評価実験装置等で発生させた空気(におい)を採取
(温湿度、物質濃度等の評価条件は、お客様ごとに設定可能です)
3-2 においの評価
《機器分析による評価方法》
・GCMS等による物質の成分分析
・ニオイセンサーによるニオイレベル
・特定悪臭物質(22物質) 等
《人の嗅覚による評価方法》
・臭気指数(濃度)、臭気強度、快不快度 等
4.評価結果の報告
■評価事例
「簡易トイレのアンモニア発生抑制試験」
近年、介護の現場や病院などにおいて、簡易トイレやおむつなどの需要が非常に高くなってきております。また、災害時にはライフラインの供給がSTOPするのと同時に排泄物などの下水道のラインもSTOPしてしまい、こちらの現場でも簡易トイレが非常に活躍することとなります。そこで問題となってくるのが簡易トイレ使用後の排泄物から発生するアンモニアの臭気です。近畿分析センターでは、お客様よりご相談を受けまして、人工尿から人工的にアンモニアを発生させことにより、簡易トイレ(吸水シート)おけるアンモニア発生抑制試験を行い、開発検討のお手伝いをすることができました!
臭気問題でお困りの方も、ぜひお問い合わせください!
カテゴリー: 環境測定 | 2018 年 1 月 30 日 火曜日