地歴調査
使用履歴から汚染リスクを評価
地歴調査
『地歴調査』とは、その土地の過去から現在までの土地利用状況を調査して、特定有害物質等による土壌汚染の可能性を評価する調査です。地歴調査の結果に基づき、使用履歴のある特定有害物質等による土壌汚染のおそれの区分を分類して、次の土壌調査のプランニングに反映させます。
地歴調査は、主に「土地利用履歴調査」と「有害物質使用履歴調査」に分けられます
土地利用履歴調査
登記簿謄本・公図、古地図・空中写真などの資料を収集して、昭和初期頃から現在までの土地所有者と土地利用の変遷について調査します。
有害物質履歴調査
ヒアリング調査や現地調査、行政への届出書類の確認を行い、事業活動において過去から現在までに使用や製造、保管、貯蔵された有害物質の種類や使用等の場所について調査します。
測定有害物質
第一種特定有害物質
(VOC12項目:クロロエチレン、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、ベンゼン等)
第二種特定有害物質
(重金属9項目:カドミウム、六価クロム、シアン、水銀、セレン、鉛、ひ素、ふっ素、ほう素)
第三種特定有害物質
(農薬5項目:シマジン、チオベンカルブ、チウラム、ポリ塩化ビフェニル、有機燐化合物)
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